2008年6月30日月曜日

6/30 Today 参勤交代制が定められる (1635)

昔いいことを書いている:
6/30 Today 参勤交代制が定められる (1635)三代将軍徳川家光は、武家諸法度を改訂し諸大名に一年おきに江戸出府することを義務づけた。狙いは諸大名の謀反を防ぐと同時にその経済力を削ぐためであったとされる。ほぼ同じ頃、フランスではルイ14世が即位し(1643)同じようなことをやっている。ヴェルサイユ宮殿の諸封建領主を集め厳格な秩序の中に組み込んで彼等を宮廷貴族化したのだ。家光の狙いも本当はそこにあった。権威の制度化である。

組織の自己完結化と倫理の劣化はかならず同時に起こる。組織のため(お国のため)ならどんなことをしてもよい(いやむしろするべき)と言うことになるからだ。霞ヶ関やイナカの利権集団を見ればわかる。

2008年6月29日日曜日

「前言撤回は必要なのである」(野崎歓)

今朝の日経「文化」欄で野崎歓が書いている:
前言撤回をフランス語でパリノディという。もとはギリシャ語でソクラテスも堂々とこれをやってのけて有名な「想起説」を誕生させた。「君子豹変」のたとえもある。人間、歳とともに頑固になりやすい。拒絶の精神ばかり強まるよりは、前言を翻してても新しい楽しみを得るほうがよほどいい。
思わず「フフフ」と笑ってしまった。きっと「あの人」のことを言っているに違いない。

最近世間を騒がせた大事件として、こんなのがある:
スタンダール『赤と黒』 新訳めぐり対立 「誤訳博覧会」「些末な論争」 (1/2ページ) - MSN産経ニュース:
"「まるで誤訳博覧会」-。光文社古典新訳文庫から昨年刊行されたスタンダールの『赤と黒』について、誤訳が数百カ所にのぼり、全面的な改訳が必要だと批判する書評が、スタンダールを研究する専門家でつくる日本スタンダール研究会の会報に掲載された。

新訳文庫の訳者は東京大学大学院准教授の野崎歓氏で、これを手厳しく批判したのは立命館大学教授の下川茂氏。"


源氏物語の最高の現代語訳は(日本現代語訳も含め)、アーサー・ウェイリーの英訳であるという。原文より美しいというのだからすごい。ところがこのアーサー・ウェイリーは日本を訪れたことすらない。一ページを原文で読んではページを閉じて瞑想し、やおら原文を見ずに英訳を書いた。当然誤訳だらけ。でも、この英訳本のおかげで、多くの人々が源氏物語に感動することになった(日本の大作家ですらこの英訳本で源氏物語に開眼したと告白している人がいる、谷崎潤一郎だったか)。もとより正確な翻訳なぞありえない。あまり頑固にはなりたくないものである。

6/29 Today アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ生まれる(1900)

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ - Wikipedia: "アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(Antoine de Saint-Exupéry, 1900年6月29日 - 1944年7月31日、リヨン生まれ)は、フランスの作家・飛行機乗り。郵便輸送のためのパイロットとして、欧州-南米間の飛行航路開拓などにも携わった。読者からは、サンテックスの愛称で親しまれる。"
サンテックスは『星の王子さま』を生み、星の王子さまは薔薇を育てた。あの薔薇はなんであったか?

これを読むと分かる:
Le Monde : 『星の王子さま』と芸術の女神……「薔薇」とは誰のことか、56年経ってやっと判明した!: "サン=テグジュペリの『星の王 子さま』にでてくる薔薇は誰がモデルなのだろう。余り評判が良くなかった妻のコンスエロであろうか、他の女性だったのか、はたまたナチスに抵抗を続ける祖 国フランスを想定していたのであろうか。長らく文学者を悩ませてきたこの問題にようやく解答が出たとルモンドは報じる。"

昔はこのように毎日ルモンド記事を読んで抄訳を試みていた。最近は体力が落ちたので、テレビを見る方が楽だ。人間すぐ易きに流れる。

2008年6月28日土曜日

日経「春秋」:諫早湾はいかに

鋭い指摘:

NIKKEI NET(日経ネット):春秋: "▼もしや、いずれこの事業が完全な失敗と断じられても、農民を除く推進派は心中、歓迎するのではないか。堤防を壊す。完成済み農地のため新たな水利施設をつくる。干潟を復元する。そうなればまた税金が土木工事に向かう。例えば北海道では工事で真っすぐにした川を蛇行状態に戻す計画が進む。諫早はいかに。"
今さらケインズを持ち出して「穴を掘ってまた埋めるだけでも有効需要だ」という議論は「キコエマセン」。ニッポンにはそんな余裕なんかありゃせんのだ。

「農民を除く」とあるが、彼らも決して損はしない。まあ、見ててごらん。

お役人ももちろん損はしない。損するのは、国民(納税者)、税金の大部分を払っている都市住民だけ。

日経「春秋」:一色ウナギで儲けたやつは?

春秋コラム:
NIKKEI NET(日経ネット):春秋
▼ニセものを売るための「有限会社一色フード」なる会社が架空なら、その所在地も「岡崎市一色町字一色」と存在しない地名だ。シールや産地証明書も偽造し、果ては卸売会社の社長から販売会社の課長に1000万円もの現金が口止め料として渡っていたという。消費者を、世の中を、なめきっていたのではないか。

▼業者は在庫を抱え込んで困っていたらしい。かつて、逆風下でウナギの大産地を育てた人々がいた。そして今、それを詐称して商売の不首尾を繕おうとした面々がいる。何という彼此(ひし)の差か。もっとも、かの一色町では本家の漁協も産地の誤表示を問われている。偽装を大いばりで指弾できぬ様子なのが、悲しい。
コラムの趣旨からちょっと外れるが、誰が、誰の負担で儲けたのだろう?

消費者の「ブランド信仰」こそが問われるべきじゃないか? なんの変哲もない生産物に「ブランド」という味の素さえ振りかければ、三倍で売れる。猫も杓子もルイヴィトンに群がるOLのように「ブランド食材」に群がる。ブランド造りに成功した生産者はボロ儲け。当然、「独り占めはズルイよ、おいらもお相伴に入れてくれ」とする輩が出てくる。

中国産のウナギは最新の科学検査でも国産品との区別は付かないそうだ。同じ品質のものをブランドだからという理由だけで余分にお金を払っている消費者がアホなのである。

こういう風潮こそ諸悪の根源である。

ドリコムの My List サービスはどうなったんだろう?

たまたま今朝古いエントリーを開こうとすると、開かない。ブラウザの構成ファイル一覧を見ると、ドリコムの My List が参照できないと言っている。いまは使っていないが昔は使っていた。おかげで昔のエントリーが開かない。

iBlog が壊れているので遡って一括修正できないのが悩ましいところ。 KompoZer でいちいちコードを削除するしかない。面倒くさい。

ブログにガジェットを組み込む場合、そのサービスの「継続性」を第一に考えなければいけない。愚者は己の経験から学ぶ。

6/26 田淵節也氏 死去(2008)

今朝の日経で知った:

NIKKEI NET(日経ネット): "野村元社長の田淵節也氏が死去 野村証券の社長、会長を務め、同社を日本を代表する証券会社に育てた田淵節也(たぶち・せつや)氏が26日午後9時16分、心不全のため東京都新宿区の病院で死去した。84歳だった。告別式は近親者のみで行う。"
合掌。

「私の履歴書」の最終回では、同氏は「胸騒ぎを覚える」と結ばれていた:
「『海の色が変わった』と昔と同じような胸騒ぎを覚える」(田淵節也): "野村證券元会長の田淵節也氏は89年のバブルがはじける直前に「海の色が変わった」と発言し話題となった。日経新聞に今日まで「私の履歴書」を連載されてきたが(これ抜群に面白かったが、それはさておき)最終日の今日のコラムで、「その時感じたのと同じような胸騒ぎを覚える」と書かれている。"


いい内容なので再録:

  1. 「アメッポン」と言われる日本は米国に振り回されてきた国だ。その米国が今また、大きく変わる節目にあるような気がしてならない。

  2. 来年の大統領選挙で民主党が勝てば、イラク戦争の厭戦気分が一団と高まり、中東情勢は混沌とするのではないか。

  3. 軍事力に陰りが出れば、ペーパーマネーのドルの信認が低下し、米国は金や原油、穀物などの実物資産を裏付けとする新しい通貨制度を考え出すのではないかと思う。

  4. そうなれば、金本位制が「ドル紙幣本位制」に変わって以来の大変化だ。世界中が混乱し、アメッポンの日本は一番大きな影響を受ける。すでに、政界はざわついてきた。

  5. 僕は安倍さんが総理になったとき、「蒸留水しか飲んだことがない人は持たないのではないか」と思った。

  6. 小沢一郎さんが天下を取るのか、小泉純一郎さんが再登場するのかは分からない。いずれにせよ、日本の政治も大揺れするのではないか。

  7. 高度成長期以来、ぬるま湯につかってきた日本は、久しぶりに大激動の時代を迎えるように思う。

  8. 僕は日本の将来を悲観も楽観もしていない。「職人国家」としてそれなりの世界でのステータスを保っていけると思うから心配していない。

  9. もっとも、軍事力も持たずに「金融大国」の幻想を抱いている人は幻滅するかも知れないが……。

  10. 改めて人生観を自問すれば「人間は太古の昔から同じことを繰り返している動物」と言うことだ。

  11. 人生は思った通りにはならない。だから人生は面白いのであり、結果的にハッピーなのではないか。

  12. 「人間三代でチャラ」とはよくいったもので、いいことばかりは続かないし、悪いことばかりも続かない。それもまた人生の面白いところだ。

  13. 人間は変わらないが、世の中は変わる。これが実感であり、不変の真実なのだと思う。

  14. ブラジルの港町サントスの海岸で、沈む夕日を背に、奴隷の子孫の黒人が跪き、先祖の故郷アフリカに向かってお祈りする姿に、ただ感動した(ことがある)。心に焼き付いて離れない光景だ(った)。


他にも目からウロコの発言が多々。「戦後の預金封鎖の際、旧円は紙くずと化したが、株を買うのであれば旧円をそのまま使えた、その営業に邁進した」とあったのには驚倒。戦後の日本経済の発展の秘密を見たような気がした。平成の日本、政府は「預金から投資へ」なぞと言っているが、効果は上がっていない(当たり前だ、お上がバラマキと株主イジメを続けているのに誰が株に投資するものか)。投資環境の整備こそ、いま求められているものだ。

2008年6月27日金曜日

フィードの登録ボタンを付けました

RSSリーダーなどで読む人のためにフィード登録ボタンを付けました。Blogger のフィードはデフォルトが ATOM であるためか、URLを手動で登録しようとするとトラぶるケースもあるみたいなので、自動登録がいいようです。とりあえず小生が使っている「はてなリーダー」と「Google Reader / iGoogle」、それに「My Yahoo」の登録ボタンを入れておきました。

フィードがどれに一番早く届くかですが、断然 Google Reader が早い(同じ会社なので当たり前か、数秒で届く)。「はてな」も結構早い。問題は Yahoo でかなり時間(日数)が経たないと更新が反映されない様子。Weblog.com 経由ではなく、Yahoo 独自にフィードを探しに行くらしい(間違っているかも知れないけど、説明書ではそう読める)。Ping を Yahoo にも送れと書いてあったので Applescript で ping を送ったけれど、リアクションなし。スクリプトの書き方がまずかったのか。

今のところ、Google Reader がおすすめ。

小生のブログでは最初の出だし部分のみをフィードで送っています。長文フィードは迷惑だろうし、全文を読むためにちゃんとページに來て貰いたいから。よろしくです。

日経社説:コンビニ深夜規制より大切な事がある(6/26)

よく言った、日経:

NIKKEI NET(日経ネット):社説: "地方自治体の間でコンビニエンスストアの深夜営業を規制しようとする動きが広まりつつある。省エネや二酸化炭素(CO2)の排出量削減が主な狙いだ。これに対しコンビニ側は省エネ効果の乏しさなどを挙げ反対の姿勢を示している。CO2削減は重要だ。ただし深夜営業休止は象徴的な意味があるとしても問題解決にはならないだろう。各自治体はいったん立ち止まり、何が真に必要か冷静に考えるべきではないか。"
都市貧乏人の味方であるコンビニをいじめる地方自治体の真の狙いはどこにある?

もちろん地元の酒屋とか米屋とかタバコ屋とか(何れも既得権商売)はコンビニがお嫌い。輸入農産物を使った食品を安く売るので、農村ウヨどももコンビを憎んでいる。エコロで眼がつり上がった食育先生はコンビニ弁当なんか食べていると死んでしまうと子どもに教える。可哀想にみんなから憎まれている。

でもコンビニよ、君たちには高齢者という、つよ〜い味方がいるのだ。人生経験を積んでいるので「コンビニ食材は毒だらけ」とか言うウソの宣伝には騙されない。限られた年金で生活しているしあまり長生きしたくないので「健康的な自然食品」なぞはまっぴらだ。コンビニがいい。幸いおいら高齢者の数はどんどん増えている。コンビニには追い風だ。

小売業界が軒並み売上を減らす中で、コンビニだけは売り上げを増やしているそうだ。むべなるかなである。

6/27 Today 漱石の『それから』連載開始 (1909)……元祖ニートのその後?

朝日新聞で夏目漱石の『それから』が連載開始される。漱石が朝日新聞に入社して3年目のこと。不倫小説である。主人公代助は帝大を卒業しながら職業に就こうとせず牛込神楽坂の瀟洒な家で高等遊民の生活を送っている。いわば明治版「ニート」。友人平岡の妻三千代との不倫の恋。彼の優雅なニート生活は終わりを告げる。


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この代助が住んでいた神楽坂の家がどこにあったのか、調べたことがある。神楽坂鮒忠の角を上がって現在の袋町にあるユネスコの隣(神楽坂より)と言うことがはっきりした。漱石は子供時代この辺にも住んでいたことがあり、土地勘があるのでここを選んだのだろう。松田優作が森田芳光監督の映画「それから」(85)で代助を演じている。ニヒルな感じがよくでていた。ちなみに友人で三千代の夫の平岡(感じが悪い男)というのは三島由紀夫の祖父がモデルであるらしい。三島由紀夫は四谷の生まれだ。

以上が事実関係だが、これからが推測。漱石と三島由紀夫に血のつながりがあるかも知れないという大胆不敵な仮説。これ↓

荷風、漱石、三島由紀夫の微妙な関係……新説ですぞ!


(旧ブログの再録エントリー)

2008年6月26日木曜日

「ウナギ偽装、「口止め料」1000万円」 News i - TBSの動画ニュースサイト

「ウナギ偽装、「口止め料」1000万円」 News i - TBSの動画ニュースサイト: "大阪のウナギ輸入販売会社が、中国産のウナギを愛知県産と偽装表示した上、取引先に口止め料と見られる1000万円を支払っていた問題で、警察は不正競争防止法に違反する疑いもあると見て、社長から事情を聴いています。"


品質に変わりがないのに、国産ブランドだからおいしいという虚構を作り上げて消費者を騙し、バカ高いカネをぶんだくっている連中の方こそ、詐欺罪で逮捕されるべきではないか?

YouTube - A・N・A ~危ない政治家~

今朝見つけた動画:

YouTube - A・N・A ~危ない政治家~
(重たくなるのでリンク表示だけにします)

ノーコメントです。

[公式] 天木直人のブログ : 全漁連らの一斉休漁は何のためか

[公式] 天木直人のブログ: "全漁連らの一斉休漁は何のためか

  全国漁業協同組合連合会と大日本水産会など主要な16漁業団体が、25日、7月15日に一斉休漁することを決めたと今日の各紙が大きく報じている。

  しかし、それは何のためか。そのことをはっきり書いた紙面はない。"

それは次の理由だという:

曰く:
7月15日という先の話を、しかもたった一日の操業停止を、今発表するということは、明らかな政治メッセージの発信だ。ストライキなのだ。

 それでは誰に対するどのような政治メッセージの発信なのか。

 消費者に対し、値上げをするぞというメッセージなのか。そうではないだろう。

 「一日だけなので、流通・加工業も事前に手当てするはず。(価格面などの影響について消費者に)大きな迷惑はかからないと思う(全漁連)」(26日毎日新聞)という発言からも明らかだ。消費者を敵にまわす事はしない。しっぺ返しがくる。

 それでは、原油高騰に苦しんでいることへの同情集めのストライキか。

 それもありえない。原油価格で被害を受けているのはすべての国民だ。同情されたいのは皆一緒だ。

 それではこのストライキの真の目的は何か。ずばり政府に対する予算要求である。

 この事を明確に書いたのは読売新聞だけだった。

 おりしも政府は26日に新たな原油高対策を閣議決定するという。

 その内容はといえば、中小企業への資金繰り支援の拡充、高速道路の深夜割引の拡大、建設資材急変の場合に契約済みの工事代金の変更の可能可、国発注の公共工事スライド条項の採用、など、予算ばら撒きのオンパレードである。

  原油急騰を防ぐ政策を国に求めるのではなく、原油高を税率低下で相殺せよと国に詰め寄るのではなく、政府支援のお恵みを自分たちにも分配してくれ、と言う、お上に対するあくまでも受身の対応なのである。

 それに対し、政府は雀の涙ほどの金をばらまく。選挙対策でもある。

 消費者よりも生産者を優先する従来どおりの政府のばら撒き対応である。

 国民がこのような受身の対応を取っている限り、今噴出している諸問題の根本解決は望めない。

その通りだと思う。テレビは「可哀想な漁師さん達は……」といってバラマキを応援する。ニッポンのマスコミに欠如しているのが、消費者の視点だ。「安全、安全」とまくし立て、消費者に高い農産物を押しつけようとするのも、一見消費者サイドに立っているように見せかけてはいるものの、生産者側に立った宣伝である。

Observing Japan: Web developments

Observing Japan: Web developments: "Meanwhile Japan's other political parties have followed the LDP and created YouTube channels of their own (DPJ; JCP; NKP; PNP; SDPJ; NPJ). Koike Yuriko has her own channel too.

Like the LDP channel — which at the moment features an odd video of Abe Shinzo promoting a Diet tour led by Mr. Abe himself — none of these channels is particularly interesting: lots of videos of people sitting in front of microphones. Nevertheless they should provide the occasional laugh.

Speaking of laughs, allow me to close with this video, featuring silly pictures of everyone's favorites, the 'dangerous' ANA (Abe-Nakagawa-Aso) politicians."


「三人組」の YouTube が笑える。

このブログは知らなかったが、たいへん頑張っている。要注目。

Letter from Yochomachi (Blogger): ヤマガラの写真

Letter from Yochomachi (Blogger): ヤマガラの写真


Blogger で公開していた。リンク。

6/26 Today 国際連合の成立 (1945)

6/26 Today 国際連合の成立(1945)……国連とは「連合国」のことだった: "サンフランシスコにおいて世界51カ国の代表は4月25日からの会議を終え、この日国際連合憲章に調印。日本とはまだ戦争の最中だった。国際連合という名前の英文名は 'THE UNITED NATIONS' という。当時の連合国の正式英文名称をそのまま引き継いだ。だから中国ではまだ国連のことを「連合国」と表記する。これが正しいのだが、日本では意図的に「国際連合」という新語を造って割り当てた。これが以後日本人の間に大きな幻想と誤解を生むこととなる。"

リンク先にある次の文章が笑える:
追記)安倍ボクちゃん長州閥総理も日本の歴史を「美しいもの」に書き換えようとして必死。「連合国」を「国際連合」と書き換えて自分を慰めていた彼の長州閥祖父世代そっくり。マスターベーションなら一人で隠れて勝手にやればいいが、大っぴらにやるものだから国際的にたいへんな頻出を買っている。日本株だけが低迷を続ける理由でもある。

2008年6月25日水曜日

ネコは寝るからネコという


一日20時間は寝ているのではないか。夜の間は起きていると思ったら、夜も寝ている。

寝る子は育つ。

かっこいい危機管理? そんなの神話

Washington Post 紙でキューバ危機の時のケネディーの対応について、興味深い新事実がレポートされている。過去の例から自分の都合の良い教訓を引き出すのは避けた方がよさそう:
Cool Crisis Management? It's a Myth. Ask JFK. - washingtonpost.com: "But it's easy to draw the wrong lessons from the missile crisis. The history of those 13 terrifying days when the world stood at the nuclear precipice has become encrusted in mythology and riddled with basic errors of fact."

ハイテクを駆使した高価な情報収集システムと分析はまるで役に立たなかったらしい。いまのニッポンの地震予知体制に似てはいないか。

地震予知については、これが参考になる:

「大地震は予知できるという幻想が日本の耐震化を阻んでいる」(塩谷善雄)

巨額の税金をこんなものに使うより、現存住宅の耐震化にお金を使う方がいい。これが普通の常識。今も昔も、頼りになるのは「常識」なのである。

週刊!木村剛 :エコブームなのか、エゴブームなのか?

週刊!木村剛 powered by ココログ: [ゴーログ] エコブームなのか、エゴブームなのか?: "科学的に正確な知識と経済政策としての洞察に基づかないエコブームというのは、「私は、エコに対してこんなに気を遣っているのよ。あなたはどうして気を遣っていないの?」というエゴを押し付けるエゴブームに陥りがちです(そう言えば、牛乳パックの洗浄ブームというのもありましたなぁ)。"
おいらも全く同感。

ニッポンではある特定の利権集団が、エコを自分たちのメシのタネに利用している。全農が「ニッポンの農業はエコに年間38兆円貢献しています」というウソ広告を出しているが、あれだけ石油をじゃぶじゃぶ使ってよくそんなことが言えるものだ。本音は「だからその分だけおいらにカネを寄こせ」というもの。エコは口実なのである。

「絶景くん」のアドレスが変わった!


山中湖からの富士山のライブ中継写真サイト「絶景くん」が新しくなった:


今朝の富士山は「幽玄」の一言。

6/25 Today 宮城道雄列車から転落死 (1956)

盲目の琴演奏家で「春の海」などの名曲を作曲したことで知られる宮城道雄はこの日夜行列車から転落し死亡する。

どうもトイレの扉と列車の出口扉を間違えたらしいのだが、いろんな推測も飛び交った。盲人(目のご不自由な人)はだいたい勘が鋭いので暗闇の中でも(当たり前だ)扉を間違うなんてことはあり得ないという人もいた。でも寝ぼけていたら誰にでもこういうことは起こる。最後の言葉は「名前は宮城道雄。ミヤはお宮のミヤ、ギはお城のギ、ミチは道路のミチ、オは雄(オス)」だったいう。

牛込中町の宮城道雄の住居は現在宮城道雄記念館として公開されている。生前の写真や楽器など展示多数。生まれは神戸で失明したのは8歳の時。だから宮城の外界の認識は最後まで記憶に残る神戸の風景だった。

宮城道雄は何十という弦を持つ巨大な琴を製作したことでも知られている。表現の可能性を極限にまで追求したかったのだろう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/宮城道雄

2008年6月24日火曜日

山中湖バス釣り:今日はgoo!(^^v - center-fieldの日記

センターフィールドの中原店長によると、いま釣れるみたいです:
24日 今日はgoo!(^^v - center-fieldの日記: "今日は久しぶりのグッドフィッシングでしたね、42cm〜46cm計5本です。最近の状況としては極めて良いのではないでしょうか"
でっかいバスの写真、多々。富士山の写真もある。

釣り方について、詳しく書いてありそうでいて、肝心の所がぼかしてあるというのは、さすがプロだ。

「占領軍の農地解放のおかげで日本の農業は弱体化した」(「今日の一貫」から)

大泉一貫先生のブログより。中川秀直がこんなことを言っていると。一貫先生も基本的に同じ認識:
中川秀直 農業の戦後レジームは農地改革、農水省は本気で農地法改正するのか? - 今日の一貫中川秀直著『官僚国家の崩壊』に、「農業・農村の疲弊をもたらした構造的欠陥」が、書かれている


 それにしても、先進国で地方の地域社会がこんなに疲弊しているのは日本だけである。
この意味するところは、市場経済のもとで地方社会が疲弊するのは必然ではない、という事実でる。                               .
 先進国における地方都市の基幹産業は農業だ。農業が元気にならないで、地方が元気になるわけがない。欧州の農村地帯に行けば、観光資源にもなるような美しい田園地帯がそこかしこに広がっている。耕作放棄地はまず見かけない。
地域経済、地域社会の鍵である農業が日本では衰退してしまった最大の理由は、農業の脆弱性を克服できなかったことにある。そして、農業の弱体化が地域を疲弊させ、公共事業依存にさせた。
 なぜ、戦後、日本の農業は弱体化したのか。そのルーツは占領軍が政治的理由で実施した農地解放にあるのでは、と私は考えている。GHQ(連合国総司令部)は本州内で一町歩以下の零細自作農を創設し、自立不可能な農業構造をつくった。しかし、日本は独立後(サンフランシスコ講和条約調印後)、この間題に手をつけなかった。
 農業における戦後体制の原点は、占領軍が農村の共産化を防ぐという政治目的を優先させて経済生産性が最初から成り立たない零細な農地を農民に解放したことにある。それが、私のいう「農業の戦後レジーム」である。

 農林官僚の中には、占領軍の政治優先の政策に抵抗感のあった人もいたらしい。しかし、占領下では、日本の主張は通らない。農業の生産性などという話は、日本が独立してから日本人自身が取り組めばいいではないかと、一蹴されたそうだ。

 確かに占領軍がいったように、すべては日本の独立後、解決できる問題だった。しかし、独立後も、日本国内では「大規模借地農方式は地主制復活につながる」という声があり、いまだに占領軍統治下と変わっていない。
 こうした観点から、いま、農水省は、戦後の農地制度の基本的理念であった法体系の根幹にある自作農主義を見直し、農地の所有よりも賃貸借による利用を重視した法体系への転換を進めようとしている。われわれはこの流れをしっかりサポートしなければいけないと思っている。

この占領軍(GHQ)の呪縛からニッポンをいかに解放するか、それが問われている。

一貫先生は言う:
ikkanの目

基本的な認識は正しく、認識を共有する。

だが、「いま、農水省は、戦後の農地制度の基本的理念であった法体系の根幹にある自作農主義を見直し、農地の所有よりも賃貸借による利用を重視した法体系への転換を進めようとしている。」と書いている。

農水省は、農地法の70年改正から、上記のようなことを言い続けている。
40年近くも狼少年を続けている。
実効性のない主張をサポートするのも良いが、本当に、「農業の戦後レジューム」を解体したいと思うなら、農水省ではできないと言うことを、はっきりと認識すべきだろう。

できない人をサポートするのは、中川さんも、口先だけの人になってしまう。
重要なのは本気になって実行するにはどうしたらいいかを考えることではないだろうか?
それが政治家の仕事だ。

天木直人大使によれば農水省の役人も同じことを言っていたよし:
貧農救済を掲げて行われた小作農育成政策は間違っていたのか。

  それともその後の状況の変化に日本の農業政策が正しく対応できなかったのか。

  農業の専門家ではない私にはわからない。

  しかしわからないのは私だけではない。

  80年代の半ばごろ、私は農水省の課長に日本の農業の将来について聞いたことがある。その時の答えが、政治家に聞いてくれ、であった。


政治家は票次第。巨大な票田の前には合理的な考えを通そうなどという気などさらさらなく利権集団の代弁者と成り果てる。戦後の高度成長期ならいざ知らず、いまの日本経済にはそれだけの余裕はもうない。かくして、ニッポンの衰退は続く。悲観的にならざるを得ない。

都市に住む庶民に出来ることは、出来るだけ食わないことぐらいか。

ちなみにGHQと農地解放について、GHQの狙いはなんだったのか、散人の見解を書いたことがある。下記を参照:


農協新聞:日本の農業をだめにしてきたのは農協ではなく農政だ……よういうわ!

「いまこそ農地法の理念に立ち返るべき(耕さないと所有は認められない)」(大泉一貫)

YouTube - アイスフリップ、日本初、もしかしたら世界初?Bass Fishing

氷の上でのバス釣り。ちゃんと釣れているから、エライ!
YouTube - アイスフリップ、日本初、もしかしたら世界初?Bass Fishing


今年の山中湖は凍らなかったが、来年凍ったら誰か試してみてください。

FRANCE 2 - 日本の紹介テレビ番組

悪口を言うのかと思ったらその逆だけれど、褒められてもあまりうれしくない:
FRANCE 2 - Japon : le reveil du sumo ?: "Beaucoup de visiteurs le disent, "arriver au Japon, c’est comme débarquer sur la planète Mars". Dans la rue, les images dépassent l’entendement, choquent notre rationalité européenne. Mais ce qui se voit aujourd’hui au Japon risque d’arriver demain chez nous.
Ce pays est devenu prescripteur de modernité. Après nous avoir envoyés de l’électronique et des voitures, les Japonais exportent désormais leur culture : mode, sushis, karaokés, mangas, jeux vidéos.."

ロボットとか、会社での体操とか、いずれにしても「クリシェ」の塊。一時間の掛かるけど暇な人は最後まで見てください。

事務所でみんなが体操しているから、どこの会社かと思ったらフランスの外資系会社だった。社長(フランス人)は「これこそニッポン文化だ、郷に入れば郷に従え」と思ったのだろう。こいつも「クリシェの塊」。

マスコミはクリシェの報道しかしないから、外国に行っても自分のクリシェを確認するだけ。日本人も同じ類の人が多い。

6/24 Today 壬申の乱始まる

6/24 Today 壬申の乱始まる (672)……古代史で一番ドラマチックな出来事だが、不思議と映画にはならない: "天智天皇の譲位の申し出を陰謀と見抜き吉野に逃れた大海人皇子はこの日ついに挙兵を決意する。皇子に続くものは妃の讃良皇女(後の持統天皇)ほか腹心の部下わずか20数名。夜闇に紛れ一行は伊勢にたどり着き、いよいよ軍勢を整えて滋賀へと攻め上る。古代最大の内乱である壬申の乱はこうしてはじまった。"



平成のニッポンで「壬申の乱」を起こすのは誰だろう? それとも起こらないのだろうか?

昔の「視点コラム」の収録

感傷的リンク:
視点コラム: "コラムは 1996 年に遡って収録してあります。"



新しいサイトからでも昔のものを参照できるようにリンクを作っている。外部サイトなので戻るときはブラウザの「戻る」ボタンを。

2008年6月23日月曜日

荷風経済年表(荷風の個人資産残高の推移)

荷風経済年表(金融資産残高の推移): "荷風経済年表(金融資産残高の推移)

余丁町散人作成(2002.8.5)

明治大正年間の消費者物価、卸売物価については、白米および醤油の価格で延長。
賃金水準の推計は巡査の初任給を使用。(朝日新聞社資料)
金融資産推計は大正7年以降。"


リンクを入れておきます。明治・大正時代の物価を知るのに、意外と便利です。

6/23 Today プラッシーの戦い(1757)

6/23 Today プラッシーの戦い (1757)……ヨーロッパ集団主義がアジアを破る: "イギリス軍はベンガル連合軍に対して決定的な勝利を収め、ここにイギリスのインド支配が確定化する。興味深いのはその軍事的な側面。インド側の兵員数は圧倒的に多く、フランスの支援により近代的な兵器も装備していた。にもかかわらず勝負にならなかった。集団行動をとれるかどうかが勝敗の分かれ目だったのだ。集団主義は個人主義の発祥地と言われているヨーロッパで生まれたのである。"
そういえば、ニッポンでも昔の戦国武士もみな「個人プレー」に徹していた。

武士は派手な鎧兜に身を固め、出来るだけ「目立つ」ように戦った。目立たなければ恩賞を貰えなかったから。昔の日本の方がよほど「成果主義」が徹底していた。

いつからニッポンに「集団主義」が蔓延るようになったのか、興味深い。

2008年6月22日日曜日

Aquarian's Memorandum: ジャガ豚と「ほげる」

こんなものがあるとは知らなかった。おいしそう:
Aquarian's Memorandum: ジャガ豚と「ほげる」: " 「ジャガ豚」という食べ物を教えてもらって以来、よく食卓にのるようになった。横浜のSさん夫妻のお宅でご馳走になった折に知った。北海道産の食材である。デパートの北海道物産展などで売られているらしい。小振りの丸い饅頭のようなものだ。馬鈴薯を原料とした皮が、もちもちしていて、中に具として入っている豚の挽肉とよく合っている。スープにすることが多い。"

リンク先の写真を見ると、肉まん(豚まん)みたいに見えるが、材料はジャガイモという。北海道風ニョッキだな。

ニッポンのコメは高いし、小麦も輸入関税と補助金でバカダカイ。国産小麦を「趣味の園芸」で栽培する農家の販売収入の9割は輸入小麦価格からピンハネした補助金だという(NHK)。その分輸入小麦が高くなっている。おいら都市貧乏人はジャガイモを食うしかないのだ。

日本企業の9割は投資家にリターンをもたらしていない!

「日経ヴェリタス」今週号。みずほ年金研究所社長の大場昭義氏によるとそうなるらしい。散人の実感に合致する。以下要点:

抜粋:
  1. 89年末〜2008年3月末の約18年間の上場企業約900社を対象に配当や株式分割を調整し「株式投資収益率」の騰落を調べた。
  2. 一割強の125社がプラスだったが、残りの会社はマイナスだった。
  3. ちなみに配当込みTOPIX(平均)はマイナス49.9%。
  4. 日本企業の自己資本利益率(9.7%)は米国(17.3%)欧州(18.9%)に比べ大きく見劣りするのが原因。
  5. 日本企業の自己資本利益率(ROE)が低いのは売上高利益率が4.2%と極端に低いことが原因(米国7.8%、欧州8.5%)。

「みんな仲良く、楽しく、一生懸命」にやっていく社会風土がこういう結果を招いた。「会社は顧客と従業員のため」とかなんか言うステークホルダー主義が「キャッシュはみんなで山分け」主義に結びついたのである。

日本のキャピタルはどんどん海外に逃げる。残っているキャピタルも預金に滞留し、結局国債に回って、お上によるバラマキと無駄遣いとなる。いよいよ日本企業の競争力が低下する。アクティブ・キャピタルはいよいよ海外を目指すという悪循環。

「構造改革」は政治的に葬り去られつつある。ニッポンはやっぱり売りか。

『十五少年漂流記』への旅(椎名誠)

「十五少年」が辿りついたのはチリのハノーバー島ではなかったとする説が唱えられている。椎名誠は実際に二つの島を訪れ、どちらが正しいのかを考えるとのこと。日経の書評欄で見つけた。

「十五少年漂流記」への旅 (新潮選書)
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Wikipedia で新説の「チャタム島」なるものを調べると、こっちの方は頗るニュージーランドに近い(それでも1000キロあるが)。かたちもちゃんと「蝶」のかたちをしている。真ん中に湖もある。

おいらも行って確かめたいな〜。

6/22 Today 今日は「カニの日」とのこと

かに道楽:
かに道楽関東エリア/トップページ: "6月22日はかにの日!特別企画をご用意致しております。"

カニ好きの人はどうぞ。

カニは形は悪いけどおいしい。最初に食べた人は勇気があったと思う。人間、慣れというものは恐ろしい。

ちなみに三島由紀夫のカニ嫌いは有名。「蟹」という字も嫌いだったという:
ケペル先生のブログ: 三島由紀夫のカニ嫌い: "多い三島のエピソードの中でもよく知られているのが、「カニ嫌い」であろう。「倅にとってカニは不倶戴天の敵であり」、「カニを見ると、たちまち真青になってブルブル震えて逃げ出すという、実に念の入ったもの」(『倅・三島由紀夫』平岡梓)であった。しかし殻から取り出して身だけになると平気で食べたという。

ある時、料亭の出た膳にカニが載っていると黙って手をふって下げさせた。その時、「蟹という字も嫌いだ」と真剣にいったのを武田泰淳が聞いている。"

もちろん蟹が好きな人の方が多い。どっちが常識的だったかは、三島の死に方で分かる。

2008年6月21日土曜日

Blogger Blog から iBlog 個別ページに行けるようにしました!

Blogger のブログに iBlog のカテゴリーごとのタイトル一覧表を入れました。該当ラベル(カテゴリー)を表示させると一覧ページとなりますので、そこから個別に行くことが出来ます。外部サイトになりますので戻るときはブラウザの「戻る」ボタンをご利用下さい。

なお、一覧ページの作り方をご参考までに。


1.まず iBlog をブラウザで表示させ、カテゴリー一覧ページを開ける。
2.ソースを表示させる。一覧の部分を全部コピー(タイトルが日本語で表示されているのですぐ分かります)。
3.TextEdit に貼り付け。
4.URLの上の部分が省略されているので("E"から始まっているので)、「http://~~ 」の部分を検索・置き換えでURLを一括追記。
5.Blogger 投稿画面にコピーペースト。Publish ! おわり。

Blogger は TextEdit が使えるので(iBlog ではそれをやるとトラブルになる)とても便利。

2008年6月20日金曜日

Blogger で Trackback を送る - PingTrackback

Blogger にはトラックバック機能は付いていない。受け取る分には、バックリンク表示というものがあり、こちらの方がエレガントだし、どうしてもというなら Haloscan という手もあるから不便を感じないが、こっちから Ping を飛ばすことが出来ない。まさかの時のために、むかし使ったことのある iBlog 用の PingTrackback を試してみた。見事に動いたのでご報告。

Safari で使用する。PingTrackback を起動させると「このブログは iBlog ではありませんがいいですか?」と聞いてくるがかまわずOKを押す。Safari で表示させてある Permalink 情報がそのまま画面に移動するので(URLを入れて)トラックバックを打つ。二三のサイトで試してみたが何れも成功。

新しいドメインでブログをはじめると、いろいろ「ご挨拶」をしておかねばならず、これは便利。

タクシー会社のハロートーキョー、優秀な乗務員のノウハウ共有:NBonline(日経ビジネス オンライン)

タクシー会社のハロートーキョー、優秀な乗務員のノウハウ共有:NBonline (日経ビジネス オンライン): "一般にタクシー業界は歩合給の比率が高く、売り上げが見込める場所などのノウハウを教え合う風土がない。ハロートーキョーは班長の手当を支給するといった環境を整えることによって、教え教えられる関係を構築してきた。「乗務員に対して、班長や管理職にもなり得るキャリアプランを示したことはやる気を向上させることにも役立っている」という。"


市場を無視して、需要が低迷する中での値上げを強行したばかりに苦境に立たされているタクシー業界の中でも頑張っている会社もいる。この従業員教育制度はこれはいいシステムだ。タクシー運転手などの「職人気質」には良い点もあるが問題はその閉鎖性。サミットストアの荒井伸也社長(安土敏)は『スーパーマーケット原論』のなかで「職人気質こそスーパー経営の最大の敵」と喝破した。

日本スーパーマーケット原論―本物のスーパーマーケットとは何か
安土 敏

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最近のテレビ番組(ドラマなんか)を見ると、日本社会にこの「職人」への憧れが異常に強いことに驚かされる。グローバル競争から身を守るために「資格」とか「ギルト」に逃げこもうとする本能なのだろうか。あまり良い傾向だとは思わない。

6/20 Today 田中角栄『日本列島改造論』出版 (1972)

6/20 Today 田中角栄『日本列島改造論』出版 (1972): "これこそ諸悪の根元とか、いろんな批判はある本だ。でもこの本はとてもわかりやすく説得力があるのだ。あまりにわかりやすくて説得力のある議論は、時には危険なことにもつながるという例。

当時の日本の社会資本の立ち後れは決定的だったし、今でも国際水準に達していないところがいっぱい。だから「列島改造を」ということになるのだが、実施してその後の展開はご覧の通り。地方が豊かになったのはけっこうなことだが、肝腎の人が住む都市部の整備が決定的に遅れてしまった。田舎の美しさも失われ、日本中が雑然となってしまう。「山はあるべくしてあり、海はあるべくしてある」という昭和天皇の言葉を噛みしめるべきだったね。"
日本列島改造論 (1972年)
田中 角栄

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趣旨がいくらよくても、それが制度化され、長期化し、それでメシを食う人が「利権集団化」すると、「国のかたち」は大きく歪曲されてしまうのである。

ちなみに、NHKなんかの「ニッポンイスト」が美化する「美しい日本」というのは、たいていがこの「列島改造」以前の日本の姿。彼らは「美しい日本を創る」とかいいながら、その手段として角栄的「バラマキ」を主張する。大いなる矛盾だ。

2008年6月19日木曜日

iBlog いよいよダメ、Blogger でやることに決めた!

きょう一日、データーベースの復旧を試みたけれど、うまく行かず。プレビューファイルをとって置かなかったのが致命的だった。こうなったら腹をくくって Blogger の二つのアドレスでブログを継続する。

農村ウヨどもの高笑いが聞こえてくるようだ。でも「正義」は決して負けない。

iBlog が動かないのに元のブログでの移転通知をどうしたかですが、KompoZerを使いました。これはいまはなくなった NetScape/Composer の後継ソフトで、ほぼ同じような使い方が出来て便利です。

Blogger でも、ちゃんと Text Link を挿入できる!

リンクのテスト。テキストリンクのやり方

ボタンのかたちがへんなので気がつかなかった。「鎖マーク」で統一して欲しいな。いままで見あたらなかったので、やむなく AppleScrit を使っていたけれど、バカみたい。

日本はやっぱりイナカに人が住みすぎ!

以前こんなことを書いた:

「日本はイナカに人が住みすぎ」(冨山和彦): "都市と地方の格差も議論が必要。日本は都市化が進んでいると見られているが,実は都市部人口は6割。英国は9割超だ。日本は人口が拡散しているため,サービス業の効率が悪く,農業も兼業が多く大規模化が進まない。「コンパクトシティー」政策が必要だ。「国土の均衡ある発展」を目指す政策はもはや通用しない。標準的モデルは結果としてどの地方にも当てはまらないという矛盾に陥っている。"


この数字について、いろいろ議論があった模様ですが、冨山氏の数字は根拠があるということが判明したとのこと。これ:

続・日本はイギリスに比べ人口分布が拡散している? - BI@K accelerated: hatena annex, bewaad.com: "イギリス9割・日本6割のソース(と考えてほぼ間違いないと思われる資料)の存在を、コメント欄にてkmori58さんにご教示いただきました。ありがとうございます。

その資料とは国連の'World Urbanization Prospects'で、その2007年版を見ても、2005年におけるurban population比率はイギリス89.7%に対して日本66.0%と、イギリスが「9割超」だというのは誤りではあるものの大差はなく、おそらくは若干の記憶違い等であってこれがソースであると考えて差し支えないでしょう。"


まあ、どうでもいいけれど、こういう議論は細かい数字の真偽とかの細かい袋小路の議論に陥りすぎだと思う。恣意的な議論の誘導なのかな。

常識的に考えて、日本のイナカには人が多すぎ。生産性が悪いのもそのため。それにメスを入れずして「格差問題」の議論は始まらない。

人間も動物。動物は動くから「動物」というのだが……。

吉田義男:「小山投手は勝手に風呂に入ってしまったのではなかった!」

今朝の日経「私の履歴書」で元阪神監督吉田義男氏が書いていたことにびっくりした。1962年、日本シリーズ、阪神・東映の最終戦。延長10回表、それまで東映を完封していた小山正明投手は、1点を失うと負けたと思ってすたすたと風呂に入ってしまった「事件」。実際は阪神はその裏1点を返したのだが、小山投手が居なくなってしまい、やむなく村山が登場。打たれて日本シリーズを落とす。小山はマスコミに散々非難されたが、吉田監督によると「小山はちゃんと青田コーチから風呂に入る許可を得ていた」とのこと。

あの試合はいまでも細かく思い出すことが出来る。もう40年以上前になるがずっと小山を誤解していた。ゴメンナサイ。

これに限らず日経「私の履歴書」は面白いですよ。

iBlog : いよいよ死んでしまったか?

今朝、バカなことをした。「リセット&プレビュー」をしたら止まってしまった。バックアップはあったが、プレビューファイルをもとのままで新規エントリーを上げようとすると、プレビューファイルが空になってしまった。これはバックアップしてなかった。いま iDisk から復元を図っているが、どうもダメみたい。

iBlog は使いやすく良いソフトだったが、ファイルが大きくなるとあまりにも脆弱。Blogger に移る潮時かも知れない。

2008年6月18日水曜日

[2008.06.18] ゲーテの言葉に感動する原田宗典の随想を読んで書きたくなった | Blog(ブログ) | [公式] 天木直人のブログ

[2008.06.18] ゲーテの言葉に感動する原田宗典の随想を読んで書きたくなった | Blog(ブログ) | [公式] 天木直人のブログ: "一つの名言にたどり着くには、それまでの長い道のり、無駄な時間が必要ではないのか。"


名言! つまり「名言」は、たくさん並べて読むもんじゃないということ。「一日一句」程度がいい。

Firefox 3.0 と Blogger の相性

今朝、さっそくダウンロードして試してみたけど、どうも Blogger との相性が悪い。ログイン状態が勝手に消えてしまったり(ログアウトされてしまう)、投稿パネルからは投稿できるがブログ表示で「クイック編集」ボタンが出てこなかったり。Safari から乗り換えようと思ったけれど、しばらく様子を見る。
Firefox が原因なのかどうか分からないけれど、速さは Safari とそれほど変わらないみたいだし、いいや。


格言:問題がないのに、物事を変えてはならない。

産経 今日の突破口に 「日本のコメに「規制化」を」がでているが、 - 今日の一貫

産経 今日の突破口に 「日本のコメに「規制化」を」がでているが、 - 今日の一貫: "票のために、特権的?小土地所有者に迎合する政治状況をどう考え、、それはそれで保守の基盤なのだろうが、、基盤をそのようなところに求めることをどう感じるのか、、、民主党も、、同様の政策を、、欧州的な進歩政策の鎧を着つつ、これまた旧労農的思想にも似た形で出してきており、、、農政思想は、、55年的な思想が奇妙な共同歩調を取りつつでている状況にある。"

まさにその通りだと思う。昨今のニッポンの「世論?」と官製マスコミの農村迎合風潮には、暗澹とした気分になる。

農業を「解放」し、誰でも(企業でも)農地が買えるようにすること、これに尽きるのではないか。

Blogger :「エンクロージャリンク」って、何?

投稿画面にある「エンクロージャリンク」というのはなんだろう?


適当なURLを入れて試してみる。

それにしてもキーワードをリンクさせるのはどうするのだろう? いちいちHTMLで書くのか? 

本館リンクテスト

http://yochomachi.blogspot.com/2008/06/blog-post_18.html

Blogger :「エンクロージャリンク」って、何?

Video Bar の撤去

なんだか重くなるのでサイドバーに入れていた「Video Bar」は撤去しました。ボートや釣りのビデオなど面白いものを見つければ、適宜、個別エントリーでご紹介します。

ついでにロゴなんかも必要最小限にした。

2008年6月17日火曜日

Blogger には四種類のフィードがあります

「フィードの登録」という欄をサイドバー上部に付けました。二三のフィード・リーダー・サービスのボタンを入れておきます。押していただくと「フィード登録」が出来ます(記事のフィード)。よりカスタマイズしたフィードの購読をするには以下をお読み下さい。


普通の記事フィード、ラベルごとの記事フィード、各エントリーごとのコメントフィード、それにブログ全体のコメントフィードの四種類があります。つまり:


1.記事フィードはトップページの一番下に表示されているリンク↓

リンク:Subscribe to: Posts (Atom)
feed://yochomachi.blogspot.com/feeds/posts/default(うちの Google Blog の例)

フィードリーダーなどでブログを読む場合にご利用下さい(うちのブログの場合、本文全体ではなく要約部分だけがフィード発信されています)。


2.コメントフィードは各Permalinkページの一番下にあるリンク↓

リンク:Subscribe to: Post Comments (Atom)
feed://yochomachi.blogspot.com/feeds/7645833261267425190/comments/default(うちの Google Blog の先のエントリーの例)

このブログの特定エントリーのコメントに限定して読む場合にご利用下さい(自分のコメントに対するフォローを知るときなどにも便利です)。



3.ブログに対するコメント全部をフィードで読む場合、リンクは表示されませんが次のようにしてください↓

リンク:Subscribe to this blog's comments feed
feed://yochomachi.blogspot.com/feeds/comments/default(うちの Google Blog の例)



4.「ラベルごとのフィード」もあります。特定カテゴリーに関する記事だけを購読することも出来ます。

ヘルプによれば:


読んでいるブログにラベルが使用されていて、サイト フィードが有効になっていれば、購読するトピックを選択できます。 ラベル フィードの書式は次のとおりです。



http://ブログ名.blogspot.com/feeds/posts/default/-/ラベル名

ブログ名には正しいブログ アドレス、ラベル名には目的のラベルを代入します。 また、URL のハイフン ("-") を忘れないでください。


特定のテーマし絞って読みたいという場合にご利用下さい。

週刊!木村剛 powered by ココログ: [ゴーログ] 消費税率UPの前に茨木空港を止めろ!

週刊!木村剛 powered by ココログ: [ゴーログ] 消費税率UPの前に茨木空港を止めろ!: "要約すれば、茨城空港はペイしないということですね。「むとうすブログ」さんの読みは概ね正しいのではないか、という感じがします。額賀財務大臣は増税による財政再建を唱えていますが、地元空港の不採算性に目をつぶるのであれば、説得力はほとんどない。消費税率アップの前に、茨城空港を断念することを英断したらどうでしょう?"

全く同感。全国津々浦々、この手の話はいっぱいある。全部、都市住民のお金を当てにしたプロジェクト。全国の都市プロレタリアート、もっと怒れ!

2008年6月16日月曜日

極東ブログ: アイルランド国民投票によるリスボン条約否決

極東ブログ: アイルランド国民投票によるリスボン条約否決: "単純な見落としがあるかもしれないが、アイルランド国民投票によるリスボン条約否決を扱ったのは大手紙では毎日新聞だけだったということだろうか。明日あたりにひょっこり朝日新聞や日経新聞の社説に出るだろうか。"

「単純な見落とし」ですよ。日経で大きな記事になってました。

ちょっと困ったことになったことは事実。でも可決された国の方が遙かに多いし、欧州統合は時間を掛けても着実に進んでいることは確か。ニッポンの株式相場や規制改革みたいに「長期低落趨勢確定」という事じゃない。

[2008.06.16]  ブッシュ大統領が米国下院で弾劾決議された事を報じない日本のメディア | Blog(ブログ) | [公式] 天木直人のブログ

[2008.06.16]  ブッシュ大統領が米国下院で弾劾決議された事を報じない日本のメディア | Blog(ブログ) | [公式] 天木直人のブログ: "これはもの凄いニュースである。なにしろ弾劾決議である。251対156という圧倒的多数で可決されたのである。"

へ〜、知ってましたか?

ニッポンのマスコミは、みんなが知りたがることだけを報道し、みんなが「知りたくないこと」については沈黙する。「○○相応の××」と言うこと。まあ仕方がないか。

クリボウの Blogger Tips: Blogger にコメント追跡機能が追加

クリボウの Blogger Tips: Blogger にコメント追跡機能が追加: "Blogger ブログにコメントがつけられたとき、ブログの作者にメールで通知する機能はこれまでにもあったんですが、今回のは他人のブログへコメントしたときの通知機能です。"

これは便利すぎるぐらい便利。余所のブログ(Blogger)に書き込んだ自分のコメントへのフォローコメントをメールで通知してくれるのだ。リアクションが気になって、何度もそのページに見に行く必要がなくなる。

みんなが Blogger/Google ブログを使うようになると、この機能のおかげで世界全体で何万時間という無駄な時間が節約されると思う。ノーベル賞ものですよ。

Google Custom Search Engine - Site search and more

Google Custom Search Engine - Site search and more: "Have a website or collection of sites you'd like to search over? With Custom Search Engine, you can harness the power of Google to create a search engine tailored to your needs."

これは強力! 満足度保証付き。

散人の場合、.Mac Homepage, iBlog, Blogger, Google blog & それに公開している Haloscan コメントの中身を一挙に検索するエンジンにした。サイドバーに組み込んであるので誰でも使えます。

蛇足:散人は結構「放送禁止用語」を多用している。反省だな。

2008年6月15日日曜日

ブログに Google Reader Feeds を貼り付ける方法

ウェブサイトやブログにクリップを追加するにはどうすればよいですか?: "ブログやウェブサイトに投稿可能なクリップを作成するには、次をご覧ください。"

[設定] リンクをクリックします。
[タグ] をクリックします。
チェックボックスで、共有するタグを選択するか、共有アイテムまたはスター付きアイテムを選択します。
[共有を変更] メニューから [公開] を選択します。
[サイトにクリップを追加する] リンクをクリックします。
クリップのプレビューが表示されるので、 タイトル、色、数の設定をご希望に応じてカスタマイズします。
表示されているコードをコピーして、ウェブページやブログに貼り付けます (注: Blogger をお使いの場合は [Blogger に追加] ボタンをクリックすると、ブログに直接追加されます)。



こんなに簡単だったんだ!!!! さっそく本館のサイドバーに貼り付けた!

民主党の内紛収束、、良かったと思いますが、民主党の改革のポイントは何なのでしょうか? - 今日の一貫

民主党の内紛収束、、良かったと思いますが、民主党の改革のポイントは何なのでしょうか? - 今日の一貫: "この辺が、筒井さん達、鳩山幹事長に「厳重注意」を受けた点なのでしょうか?
(記事によれば、散人が農林族の特徴的なものいいと指摘する、、乱暴な物言い、と、民主党のメールの使用に関しての2点)"


一貫先生も拙ブログを見ていただいているようで、光栄。

Blogger Buzz: Show off your favorite blogs with a Blog List

Blogger Buzz: Show off your favorite blogs with a Blog List: "Today we’re releasing a new page element for Layouts blogs: Blog List. The Blog List improves on our Link List page element by using blogs’ RSS and Atom feeds to show update times, post titles, and snippets."


要は昔使ったことのあるBlogRollのGoogle版だな。さっそく入れてみた。
Here’s a quick summary of the features that a Blog List gives you:
Link to blogs, web pages, and feeds from your blog’s sidebar, with an optional favicon
For pages with RSS and Atom feeds, Blog List can show last updated time, post title, and a snippet of the latest post
Sort links alphabetically or by last update time
Show all links, or hide some behind a “show all” link
Import subscriptions from Google Reader
Blog List links are visible to search engine crawlers, so your blog’s PageRank and reputation flow to those you link to

とのこと。

ふ〜ん、検索エンジンでもそれが認識されるらしい(ソースを見るとちゃんとリンクがHTMLで表示されている)。でも「レイアウト」専用で、あんちょこのコードを普通の従来タイプのテンプレートには貼り付けは出来ないとのこと。「レイアウト」はこれに限らず、他のブログのフィードを表示させたり出来るし、いいですよ。

2008年6月14日土曜日

Bass Boat



ボクのバスボートの写真。ビデオのボートみたいに強力じゃないけれど、それでも90馬力。時速100キロも出るらしいけれど、まだ試していない。

2008年6月13日金曜日

民主党の農業政策はバラマキか正統派か、篠原・前原戦争勃発 - 今日の一貫

民主党の農業政策はバラマキか正統派か、篠原・前原戦争勃発 - 今日の一貫: "国民各位に対する重大な背信行為である」
「前原誠司副代表の妄言を糾弾し、その『退場』を勧告する」と題されたメールを民主党の国会議員全員に配信したのは、同党の「ネクスト農水担当相」筒井信隆氏、篠原孝氏、山田正彦氏の3氏。"

一貫先生もさすがにあきれている。自分の気に入らないことを言う人間には「妄言」とか「重大な背信行為」とか、とてもえげつない言葉で相手を決めつける。農水族の常套句でもある。まるでマッカーシズムだ。

ニッポンは「ノーソン専制政治」の支配下に入りつつある。

Letter from Yochomachi (Google): a hollow man (内田樹の研究室)

Letter from Yochomachi (Google): a hollow man (内田樹の研究室)

これは耳の痛い話し。

Letter from Yochomachi (Google): ピカチュウの写真

Letter from Yochomachi (Google): ピカチュウの写真

うちの猫の写真を公開した。

ピカチュウの写真

うちの猫の名前はピカチュウという。

本来はなんでもネズミの名前とのことで、申し訳ないことをした。

2008年6月12日木曜日

セレブがゆえに…ふるさと納税で芦屋市が大幅減収?  (2/2ページ) - MSN産経ニュース

セレブがゆえに…ふるさと納税で芦屋市が大幅減収?  (2/2ページ) - MSN産経ニュース: "同制度をめぐっては、全国知事会が昨年、出生地以外で暮らす住民全員が個人住民税の1割をふるさとに納めた場合の総額は1671億円になると試算。三大都市圏(東京・大阪・名古屋)の地方出身者全員が納税額の1割を寄付した場合は、1352億円が“流出”するという。"

これで、日本津々浦々「みんな揃ってシャビーでむさ苦しい街」の出来上がりとなる。

a hollow man (内田樹の研究室)

a hollow man (内田樹の研究室): "「うつろなひと」は、人間的営為のすべては計量可能であると信じる計量主義者であり、リソースは厳密に個人的能力に即して分配されるべきだと考える能力主義者であり、自分に本来帰属すべきリソースは「無能な他者によって不当に簒奪されている」と考える奪還論者である。
そのような人々で日本は埋め尽くされつつある。"

「うつろなひと」とは俺のことかと散人いひ。

能力に応じて働き、必要に応じて分配を受ける」……こういう国にニホンはなりつつある。アホの振りをするのが一番得。

ナンシー関の忌日 NIKKEI NET:春秋

NIKKEI NET(日経ネット):社説・春秋-日本経済新聞の社説、1面コラムの春秋: "「あ、思いついた」=エジソン、「奥さんぼく怒ってますよ」=みのもんた、「俺様」=モハメド・アリ、「青春屋」=森田健作。敬称略で失礼したが、それぞれの似顔に添えた言葉が巧みだ。消しゴムをハンコにする版画家ナンシー関さんの作品である。

▼7回忌になる今日をはさんで15日まで、東京・渋谷で、その「人生と全仕事を圧縮陳列する展覧会」を開いている。"
今日だったのだ。

佳人薄命?

生きてるだけでなぜ悪い?

日経新聞の広告から:
生きてるだけでなぜ悪い?―哲学者と精神科医がすすめる幸せの処方箋
中島 義道

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star非常に面白い対談集です

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タイトルがいいな。

「自分が幸せだ、自分の生き方は充実している」と常に確認して周りにも証明してないと不安になる人たちがいる。何を隠そう、散人もそうやって何十年も生きてきた。でもそれは間違っていると思う。

Blogger の「レイアウト」機能

久しぶりで Blogger で遊ぶと、いろいろ新機能がたくさん。でも細かい手直しをしようとすれば「レイアウト」という新しいテンプレートをいじる必要がある。これが難解。言語が違うのだ。結局従来の古いテンプレートに戻す。使い慣れたものの方がいい。

永井荷風


偏奇館の窓から顔を出す荷風。

6/12 Today 今日はなんの日

6/12 Today 中大兄皇子、蘇我入鹿を誅す(645): "かねてからの計画通りに絶対権力者蘇我入鹿を天皇の目の前で暗殺しようとするのだが、あらかじめ命じてあった刺客はビビってしまってなかなか実行出来ない。中大兄皇子の一喝のもとにようやく計画達成。"
とのこと。「ケチャップ」映画みたいだったらしい(辺り血だらけ)。この辺りの日本書紀の記述は臨場感があってとても面白い。書き手が同時代の人だったからでしょうね。

すごい中大兄皇子のファンが居る。このサイト。↓

http://www002.upp.so-net.ne.jp/kuma_2/

2008年6月11日水曜日

格差社会論(再録) (内田樹の研究室)

格差社会論(再録) (内田樹の研究室): "今回の秋葉原の事件に「格差社会下層」に自分を「格付け」するという「物語」が深く関与していることにはどなたも異論がないだろう。
私は以前そのような「物語」が瀰漫することに、とりわけそれが「政治的に正しい」説明原理として称揚されることについてその危険を指摘したことがある。
『神奈川大学評論』という大学紀要に寄稿したものであるので、大学関係者以外には読まれた方はほとんどおられないであろうから、ここに再録する。"
読んでみた。

至極もっともなことであると思う。ところが(この記事のコメント欄を見ても)これをもっともと思わない人が多い(いや大多数なのである)。日本は「銭ベース」での平等をポリティカリーコレクトとする社会主義国家なのか。なんだか絶望的な気持ちになる。

富士山の写真



冬の間は林の間からかすかに湖面が見える。夏になると見えない。

ドメインを購入

Blogger (Google) から新しいドメインを貰った(有料、年間10ドル)。
ブログの新しいアドレスは

  • http://www.yochomachi.com/



  • とても簡単な手続き。ただし:
    新しいアドレスがインターネット全体で利用できるようになるまでお時間を要しますので、それまでは http://naoyuki_hashimoto.blogspot.com でご利用ください。

    新しいアドレスは、3 日後までにはすべてのユーザーに対して有効になります。 変更後、読者がアクセスした場合には古いアドレスから新しいアドレスにリダイレクトします。
    とのこと。

    2008年6月10日火曜日

    日経:かくして日本の古い構図はめでたく温存された

    「大機小機」コラムで蜻蛉子が嘆いている。同感だ:
    1. 「ねじれ国会」は何も決まらない政治体制のはずだったが、与野党が一致して目先の利益を追えば、いとも簡単に事が決してしまう。

    2. 例えば文教予算の拡大。教育予算を対GDP比で現行の3.5%から5%まで引き上げ、五年間で教員を二万五千人増やすという。これに要する財源は7兆4千億円。与野党ともに文教族がいうことに誰も異議を唱えない。

    3. 農業予算も同じ。町村官房長官の減反見直し発言もあっという間に立ち消えとなった。日本の備蓄している130万トンのコメのうち、30万トンを放出すると約束したが、国際価格の高騰を受けて高値で売るかと思いきやODA予算の充当を望んでいる。

    4. かくして日本の古い構図はめでたく温存されるのである。


    既得権集団は大喜びだが、われわれ国民にとっては一向にめでたくない。若い勤労者世代もいまから節約に努めなければ老後は「野垂れ死に」する可能性が一段と高まった。日本の景気は悪くなるわけである。

    ヤマガラの写真




    とてもかわいいので気に入っている。

    Google Map を貼り付けてみる


    大きな地図で見る

    真ん中にあるのが学士会館。最近、中のレストランが増えた。中華と和食、それにバーがある。何れもランチタイムはサラリーマン向けの値段。そのかわり碁会所はなくなったみたい。ビリヤード場も割烹になっているので、移転したのか。

    Blogger で「Read More」を使う

    これは便利ですよ。

    やり方は一つ前のエントリーを参照のこと。







    ちょっとややこしいけれど、一度設定すれば簡単。

    How can I create expandable post summaries?

    THE QUICK ANSWER
    Add tags to your posts to mark which parts you want hidden in the summary version.
    Add CSS declarations to your template to hide those sections on the index and archive pages, but not on post pages.


    With this trick, you can choose to display an arbitrary amount of text from the beginning of each post, as a teaser for the whole thing. Then users who want to read the rest of the post can click a link to see the full text. This is handy if you have lots of long articles all on one page. Note that you'll need to have post pages enabled in order to make this feature work.

    There are three ingredients that go into this feature: conditional CSS, a "read more" link for each post, and a modification for the posts that use this feature. So let's go through it step by step.

    Conditional CSS
    We're going to use conditional tags to change how posts display on different pages. Add the following code to your style sheet, depending on what kind of template you have:

    (for classic templates)

    WWDC 2008速報:iPhone 3G 正式発表 - Engadget Japanese



    WWDC 2008速報:iPhone 3G 正式発表 - Engadget Japanese

    折りたたみ式でないのがいい。でもケータイは使わないから、猫に小判か。

    2008年6月9日月曜日

    クローズアップ現代 NHK 「大丈夫か?ニッポン株式市場」


    クローズアップ現代 NHK6月9日(月)放送 大丈夫か?ニッポン株式市場 今、日本の株式市場の足下が大きく揺れている。「市場が閉鎖的」「企業が株主を軽視している」。日本株を買い支えてきた外国人投資家から厳しい批判が噴出。国内からも企業の経営姿勢を問題視する声が挙がっている。サブプライムローン問題が明らかになってから、とりわけ落ち込みが目立った日本の株価。投資家の中にはすでに日本株への投資を減らし、新興国などにシフトする所も増えている。 さらに「上場しても十分な資金が集まらない」として、新規上場を取りやめる企業が続出。日本市場の国際競争力の低下を懸念する声が高まっている。日本株式市場が抱える課題と復活の糸口を探る。


    大丈夫じゃないだろう。根本にあるのは、日本企業に充満する「ステークホルダー主義」。会社は株主のものだと法律で決まっているに拘わらず、従業員や顧客のためだとする「集団幻想」が日本の企業社会を支配している。「これでニッポンは法治国家なのか?」とする疑問が出るのも当然。戦後のある時期、この幻想のおかげで日本企業は発展したが、もとより長続きするものではない。幻想で成り立つ企業社会は危うい。

    ようやく初バスをゲット! その他バッテリートラブルとか

    ようやく初バスをゲット! その他バッテリートラブルとか: "暖かい良い天気となったので出撃。大池前で初バスをゲット。うれしい。"

    農水次官、コメ生産調整「今後も必要」と発言……おまえらは内閣総理大臣よりエライのか!

    農水次官、コメ生産調整「今後も必要」と発言……おまえらは内閣総理大臣よりエライのか!: "内閣がコメの減産政策の見直しが必要だとしているのに、農水省の役人はそれを否定。お前ら、何様のつもりだ!"

    NHK「ためしてガッテン」……てんぷら油のリサイクルは地球環境にやさしくない! エコおばさん真っ青!

    NHK「ためしてガッテン」……てんぷら油のリサイクルは地球環境にやさしくない! エコおばさん真っ青!: "今晩のためしてガッテン「対決!ガッテンvs.エコ 激ウマ!手抜き調理術」はよかった。調理方法によって地球温暖化ガスの排出量は大きく異なるとのこと。総じてチマチマした「手間暇の掛かる」料理は美味しくないし、温暖化ガスを多量に排出するという。天ぷら油のリサイクルなんかはアホだと。NHKにしては勇気のある番組であった。"

    「一周遅れの読書」もいいものだ、別に競争している訳じゃないし……

    「一周遅れの読書」もいいものだ、別に競争している訳じゃないし……: "最近の若者は「みんなが読んでる本」しか買わないらしい(NHK)。「じゃないと空気が読めなくなる」との強迫観念からか。隠居はそんなことには無縁だから、だいたい何がベストセラーかも知らない。たまたま買った次の本だが、とてもよかった。たいへん話題になっていたことも後から知った。"

    デニーズの新メニュー「ジャンバラジャ」(カルローズ米)を食ってきた!

    デニーズの新メニュー「ジャンバラジャ」(カルローズ米)を食ってきた!

    バスボートの写真

    『偽善エコロジー—「環境生活」が地球を破壊する』(武田邦彦)……先生まだまだ頑張っている!

    アマゾンの紹介によると:

    いわゆる「地球に優しい生活」は、じつは消費者にとって無駄でしかない。「エコバッグにすると、かえって石油の消費が増える」など、環境を悪化させ、国や自治体の利権の温床となっている身近なエコ生活を一刀両断する。
    とのこと。それはともかく、先生の元気の秘密は何か?



    Body: 多分(いや確実に)、全国のエコロたちが武田邦彦を名指しにして「揶揄・誹謗・中傷」を繰り返していることだろう。ネットなんかでたまたま目に付くものだけをあげてもとんでもない数だ。そのおかげで武田先生はいよいよ頑固になり「似非エコロたちを撲滅することこそわが使命」と考えるようになったのだろう。

    理解できるような気がする。

    いまのニッポンのエコは一大産業と化してしまった。それで生計を立てている人が増えた(それがなければやる仕事がないお役人やマスコミのエコ担当記者も含め)。彼らにとってはエコは「環境問題」と言うより「おいらのメシのタネ」の問題なのである。当然、理屈よりも職業集団としての組織防衛本能が優先される。武田先生への攻撃も執拗さを増すわけである。

    なんだか「ニッポンの農業」と似ている。



    偽善エコロジー—「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書 (た-5-1))偽善エコロジー—「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書 (た-5-1))
    武田 邦彦

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